昔むかし

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吾作と庄屋さま

木こりの吾作は、仕事中大けがをして歩けなくなりました。家に引きこもった吾作に幼なじみの庄屋さんが杖をくれました。歩く稽古を始めた吾作は庄屋さんと秋の裏山に出掛けました。美しい景色を眺めながら、庄屋さんは吾作に言いました。
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梅吉の仕事さがし

畑仕事が苦手で、採れた野菜を食べる生活に飽きた梅吉は、魚が食べたくて漁師に転職。ところが漁は苛酷で、毎日魚が食べられるわけではありません。親方からの「何でも有り難く頂く」というアドバイスに改心した梅吉は1年後、力自慢で1等賞に。そしてさらに…。
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亀吉の魚釣り

貧乏な亀吉はお母さんを喜ばせたい一心で魚釣りをしました。魚の代わりに捕れた貝を海に戻そうとすると指を挟まれ、貝の口をこじ開けると大きな真珠が…。しかし真珠は通りすがりの女性にあげてしまいました。すると、その女性がごちそうを届けてくれたのでした。
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モモとポン太

モモは亡くなったお母さんから「おまえには、おまえにしかない良いところがある」と言われた言葉を思い出すと元気が出るのでした。そして化ける稽古に一生懸命な子ダヌキポン太のことをその言葉で励ましました。するとポン太は思いも寄らないものに化けるのでした。