鈴木家の教訓

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ラジオドラマ「鈴木家の教訓」第1回「ケーキの分け方」

ゲームソフトを買いたくて、お手伝いでもらったお小遣いを貯めている小学4年生の誠。ある日、姉の美絵から、母の誕生日に2人でバースデーケーキを買おうと誘われる。これまで、欲しい物をグッと我慢してコツコツと貯金をしてきた誠の決断は…?
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ラジオドラマ「鈴木家の教訓」第2回「ひみつの作戦」

誠と友達の隆は、いじめっ子の権太にサッカーの練習を邪魔された。2人は権太への仕返しを企てるのだが、なかなか良い案が思い浮かばない。家に戻った誠は、庭でシャベルを使って植木をするおじいちゃんの姿を見た。誠は何やらひらめいた様子だ。
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ラジオドラマ「鈴木家の教訓」第3回「あいうえお親子」

信一郎が家の前を掃除していると、隣の主婦・良美と立ち話になった。良美は、夫と娘が出掛けると開放された気分になるという。良美は日常の不満を次々と口にするのだが、信一郎から「あいうえおママさん」という話を聞かされ、心が温かくなっていく。
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ラジオドラマ「鈴木家の教訓」第4回「元気な顔で」

誠の叔父・健二は、相手の人が喜んでくれるのがうれしくて、ホームレスの人たちのボランティアを続けていた。ある日、健二はたくさんのお土産を持って誠の家を訪れた。2年ぶりに行ったパチンコの景品だというのだが、なぜか浮かない顔をしている。
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ラジオドラマ「鈴木家の教訓」第5回「フナとナマズと僕と妻」

会社から帰宅した清一は、妻の治美との会話が穏やかではない。疲れているせいか、治美の言葉がどれも気にくわない様子だ。当然、治美の不満も募っていく。そんなある日、人間ドックに行った清一は、病院の待合室で偶然耳にした「フナとナマズ」の話に、自分たち夫婦の姿を重ね合わせていた。
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ラジオドラマ「鈴木家の教訓」第6回「クッキーを焼こう!」

友達に習ってクッキー作りに挑戦した美絵だったが、仕上がりは散々なものだった。床にこぼれ落ちたクッキーのかけらをアリがせっせと運んでいる始末。それを見た美絵は、悔しくて殺虫剤で殺してしまおうとするのだが…。
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ラジオドラマ「鈴木家の教訓」第7回「ドッジボール」

誠は、体育の授業でするドッジボールが苦手で、学校へ行きたがらない。母の治美に説得されて頑張ってみたのだが、友達に「下手くそ」と言われ、がっかりして帰ってきた。治美は、「5本の指」という話を聞かせ、誠を勇気づけた。誠の心を元気にした「5本の指」の話とは…?
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ラジオドラマ「鈴木家の教訓」第8回「最後の干し柿」

治美の弟・昭が訪ねてきた。元気だった母が突然に亡くなったのは、会社の資金繰りで心配をかけたせいだと自分を責めていた。誰も住まなくなった実家を売ることにした昭と治美は、遺品を整理するために故郷へ帰ったのだが、2人はそこで母が残してくれた大切な遺産に気付かされる。