ちょっと一息「こころの散歩道」

ちょっと一息「こころの散歩道」

アイ・ラブ・ユー

女子高生が、あけっぴろげに話す「恋バナ」に圧倒された私。人を愛するとは、どうすることなのでしょうか。そのことを改めて考えさせられる、あるエピソードを紹介します。
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独りぼっちでかわいそう

次男の大学受験、第1日目。その日、夕食を家族と一緒にしようと約束していましたが、次男は遅い時間になっても帰宅しませんでした。首を長くして待っていた私は、親の心配をよそに、どうせどこかで遊んでいるんだろうと思っていました。ところが、帰宅が遅れたのには理由がありました。
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銀座のお漬け物

漬け物が苦手な娘は、夕食の時間になると、漬け物好きのおばあちゃんといつも言い争いをしていた。そんな娘も、東京の大学に入学が決まり、引っ越して行った。一人暮らしをするために巣立っていく娘の姿に、私は複雑な気持ちになった。
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ミツバチさん

「ミツバチがいなかったら、人類は4年しか生存できない」と、アインシュタインは言ったとか。趣味でミツバチを飼っている私、世間の反応はあまり良くない。ニホンミツバチを飼うようになったきっかけは、友人の一言からだったのだが…。
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笑うこと

子供の頃からずっと、周囲の友達に「あんたは変わってるな~」と、なぜか言われてきた私。「あんたはいつも元気そうやね」とも言われる私だが、すごく落ち込んでいる時があった。ある日、行った先の美容室で、美容師さんと話すうちに、笑うことの大切さに気付かされたのだった。
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五十肩になりまして

「ああ、これはこれは。立派な五十肩だ」。床の拭き掃除をしていて、右肩から二の腕の辺りを突然激痛が襲った。ひと月ほど経ち、いつまでも痛みを訴える私を見るに見かねて、妻が近所で評判の整体治療院に連れていってくれた。
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今日は親切にしよう

親切をして喜んでもらえると気分がいい。人に親切をすると、自分のことは都合良くいくような気がした。だから、こう祈った。「どうぞ親切をするチャンスに恵まれますように」と。ところが、せっかくの親切が拒否されたり、とても親切にしようという気にならない腹立だしいことが次々と起こってくるではないか…。
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信じる力

長女が3歳の時、階段からジャンプして私にダイビングをしてきた。「必ず受け止めてくれる」と、私を信じてくれていたのだろうか? 長女が中学2年生の時、携帯電話が欲しいと言い出した。未成年者が事件に巻き込まれるケースが多いので、私は猛反対した。しかし、私の心の中で何かが引っかかっている。何かが間違っているような気がするのだ。