信者さんのおはなし

井戸の掃除をするように

幼いころから義母と折り合いがつかなかった私と妹は、時と共に深く傷つき、憎しみや恨みが積み重なっていった。20歳の時、義母に頭を叩かれたことがきっかけで、家を出て、祖父の家で生活するようになった。祖父といっしょに金光教の教会にお参りすると、ある日教会の先生から、小学生の時、大ケガをし、義母が泣きながらお参りに来たことがあるいう話を聞かされた。
先生のおはなし

吉野山踏み迷うても花の中

入院中の父が危篤だとの連絡が入った。私は3日後、ブラジルに旅立つことが決まっていたので、行くべきか留まるべきか、葛藤しながら「神様、教えて下さい」と祈った。その夜、不思議な夢を見た。
信心ライブ

私が彼に惹かれた理由

金光教の集会で行われた発表や講話などを録音でご紹介する『信心ライブ』。今日は、ある女性が、結婚相手となった男性に惹かれた理由を話してくれた。
信者さんのおはなし

心のよりどころ

博志さん一家は8人の大家族。順風満帆の人生を過してきたが、47歳のとき一度に様々な問題を抱え、窮地に陥ってしまった。失職、次男の不登校、母の入院、介護施設に預けていた祖母までもが家に帰りたいと無理を言う。そんな時救いを求めたのは、10年ほど足が遠のいていた金光教の教会だった。
信者さんのおはなし

青葉城の石垣

久し振りに再会した息子が「結婚したい人がいる」と言った。話を聞くと、相手の方には2人の子どもがいるとのこと。息子の気持ちと私の心配を秤に掛けても心配が勝ってしまう。今思うと、自分を可愛がって育ててくれた母も、父と再婚した人だった。その母のことを、ふと考え、様々な思いを巡らせた。
ラジオドラマ

ラジオドラマ「花ものがたり」最終回「ひまわり」

夏子は、パン屋のおばあさん・さだと一緒に、さだの夫の墓参りへ行く。その時、夏子は、さだの夫が自分のことより先に、お世話になる人を祈っていたことを知る。
ラジオドラマ

ラジオドラマ「花ものがたり」第8回「桔梗」

菓子職人の修(32歳)は、桔梗をヒントに作った和菓子をバイクで配達の途中、その形を崩してしまう。その時、修がとった行動とは。
ラジオドラマ

ラジオドラマ「花ものがたり」第7回「ガーベラ」

老人ホームで暮らす無口で頑固な渡辺は、夏子が届けたガーベラを見て、弱視だった母親のことを思い出す。そんな渡辺の生い立ちとは。